HIVをとりまくさまざまな専門家を招いて行う定員制の少人数のミーティングです。
今後もいろいろなゲストを招いてい開催する予定です。感想文をご覧ください。
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第9回 専門家と話そう 「生命保険のプロと話そうⅡ」 (2011年11月26日)
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「生命保険のプロと話そうII」が11月26日(土)に開催されました。ゲストは、前回に引き続きおいでいただいた江川守利さんと、ガン患者さんの学習会に多く招かれている濱崎研治さんでした。
前半では、2010年4月に施行された保険法の内容をわかりやすく解説していただきました。生命保険は、以前は商法により規定されていたものが、保険会社と契約者のトラブルが多いことから法制化されたとのこと。告知義務については、解除権などの規定が明確化され、受取人の変更も遺言で可能になるなど、消費者に有利な改訂が盛り込まれました。質問されたことへ応答する義務も同時に明確化されましたが、逆に質問されなければ問題がないという事になったようです。 後半では本当に沢山の質問をしていただき、講師のお二人にできる範囲で回答していただきました。今回は、20名と参加者も多く、皆様の関心の高さが感じられる会となりました。(いくしま) ★今回、初めて「専門家と話そう」シリーズに参加させていただきました。 これまで、保険のことについては漠然とした知識しかありませんでした。しかし、今回の講義を受けて、様々な保険の種類があること、法改正により保険制度が刷新されたこと、金融商品としての側面が強いことなどいろいろな知識を得ることが出来ました。 保険はあまり縁がないと思っていましたが、住宅ローンを組む際に団信(団体信用保険)加入が必要ということを知り、保険というものをよく知らなければならないと思ってたところでの今回の講義。当初望んでいた以上に保険をよく知ることができ、本当に有意義な時間でした。(north) ★シェー!保険金がもらえない場合があるザンスか!?おそ松くんのキャラクターとこの言葉が初参加の自分にとって強く印象に残りました。 私はHIV感染前に生命保険と個人年金保険に入っておりました。つい最近、エイズ感染症によらないものの、入院手術給付金を受け取ってます。保険担当者には自分がHIVに感染している事実まで告げており、担当者と良好な関係を築いていると我ながら思っているところもありました。 しかし、初めて勉強会に参加してみて、自分の認識の甘さを実感させられました。保険担当者の知識量には差があること、保険金給付の認定には保険会社の裁量が大きく働くこと、等々。保険会社も商売ですから、当然と言えば当然のことかもしれません。 そんなことも知らなかったザンスか?なんて、イヤミ(おそ松くんのキャラクター)に嫌味を言われないように、自分の人生と保険を考え直す良い機会となりました。(N) ★親が掛けてくれた保険が来年満期を迎える。次に何か良い保険はないかと考えていたところに今回のプログラムがある事を知り参加した。用意された席が埋まるほどの人数が集まり、質問もたくさん出て、参加した皆さんがそれぞれの生活スタイルの中で生命保険に関心がある事を知った。 HIVを持っているとやはり告知書が最大のネックだ。申告せず加入することはできるだろうが、いざ発病したときに保険金が下りないどころか保険自体を解約されかねない。かといってHIVを申告すれば加入できる保険はまずないだろう。しかし最近では、加入時に告知書が必要ない生命保険が出ていると知り、この保険についてもう少し詳しく調べてみようと思った。 また興味深いトピックとして保険買取制度がアメリカで普及しているとの事。経済状況が一向に改善しない日本で、自分が仕事を失ったり収入が無くなった場合1つの選択肢になればと強く感じた。(しんたろう) |
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第8回 専門家と話そう 「弁護士と話そうⅡ」 (2011年7月22日)
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![]() シリーズの第8回「弁護士と話そうⅡ」が7月22日に12名が参加して行われました。今回のゲストは、普段からHIV陽性者の相談を受けている弁護士の山下敏雅さん(東京パブリック法律事務所)。
ぷれいす東京によく寄せられる質問を[仮想Q&A]にして、それをもとにプロの意見をお話しいただくというスタイルで行われました。また、後半は参加者からの様々な質問にも応えていただきました。[仮想Q&A] Q1「現在、サラリーマンとして勤務しています。何度か入院をしたり、体調不良が続いています。職場から診断書の提出を求められたりしました。主治医に配慮ある記載で書いてもらい、難なきを得ています。勤務先には、本当の病名を伝えないといけないのでしょうか?」 Q2「最近感染がわかりました。過去に性行為があった人のなかで、可能性があると思われる相手に感染を知らせました。非常に拒否的な反応が返ってきました。知人の陽性者から、相手に受け入れられたという話を沢山きいていたので、とても驚いています。『もしも、自分の感染が判明したら、損害賠償を請求する』と迫られました。自分にはそのような義務があるのですか?」 Q3「パートナーとは、結婚も養子縁組もしていません。自分の具合がわるくなった時の病院の面会はどうなるのでしょうか。また、もしもの時にパートナーに何かを残すことが可能でしょうか?具体的な方法について教えてください。」 Q4「いろんな借り入れが重なって、もうどうにもならない状況になってしまいました。銀行系のカードなども借り尽くしてしまい、サラ金などにも、そろそろいかないと支払いが難しくなってしまいそうです。こういう事って、どこで相談にのってもらえますか?」 Q5「友達が薬物で逮捕されてしまいました。彼は今後、どのようになってしまうのでしょう。仕事は続けていけますか?」 参加者12名、うち3名からの感想文をお届けします。 ★聞いたことはあっても、理解していなかった言葉から僕たちが身近に感じる事例を弁護士の観点から解説してもらってとても弁護士さんを「近くに」感じることができました。 自分が死んだとき・意思疎通が出来なくなったときにどうすればパートナーに法的に動いてもらえるようにするか・・・。法定後見制度は知ってはいたけど、任意後見ってものがあることとか・・・。法的に整備・制度化されていても、あまりに“知らされていないこと”が多く今回の勉強会に参加して“知ること”が出来たのが良かったです。薬物の話題では、逮捕されてから起訴されるまでの流れとか、パートナーと養子縁組をした場合は必ず年上の苗字になるとか「あ・・・そうなんだ」って発見もありました。 専門家と言われている方のお話を聞く機会は滅多にないと思っているのでまた今回のような勉強会に参加したいですね。(works) ★法律の問題というのはそれが必要となるシチュエーションに出くわさない限り、一般的には疎い人が多いかと思います。私もそうでしたが、HIV陽性が判明してからは、日常生活を送る上で知らないうちに「加害者」となってしまうのでないかという根拠の無い心配や、まだまだHIV陽性者が社会的に完全に受容されているとはいえない状況の中で病気の告知を躊躇う場面も度々あり、そのことで何か後ろめたい気持ちになったりしていました。それが後々訴訟に発展しないかとの不安を漠然と抱えていたりもしていました。 山下弁護士の話で普通に社会人としての適正な判断能力をもって生活していれば、故意(未必も含む)に行ったことでないかぎり法律は我々を守ってくれるものと再確認しました。実生活に役立ちそうなこととして、遺言書の作成の仕方や、任意後見制度の利用によりパートナー関係を公的にも有効とすることができることは「さすが法律家の視点」と感服した次第です。(白頭 60代) ★パートナーに養子縁組を提案されており、何から調べていいものやら戸惑っていたところへ今回のプログラムを知り、初めて参加させて頂きました。HIV陽性者である時点で、環境がかなり特殊でデリケートなだけに、今回のようなプログラムは敷居が低く、状況を理解した弁護士と話せる貴重な場でした。 気になっていた養子縁組についても詳しく言及して頂き、さらには別な手段としての「任意後見制度」についても案内して頂き、視野が開けました。それを利用する場合に必要不可欠な「遺言」についても、山下弁護士ご自身の貴重な資料をご用意して頂き、素人にも易しいガイドをして頂けたと感謝しております。養子縁組についてはまだ多くを勉強する必要がありますが(願わくば特化したプログラムや勉強会があると嬉しいですが)、自分の立ち位置を確認するいいきっかけになりました。ありがとうございました。(ナイシトール41歳 男性) |
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第7回 専門家と話そう 「感染症の専門医と話そう」 (2011年6月24日)
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シリーズの第7回「感染症の専門医と話そう」は、6月24日に14名が参加して行われました。ゲストは村松崇さん(東京医科大学病院 臨床検査医学科 医師)。HIV陽性者の性の健康を維持するために重要な、他の性感染症との重複感染について、基礎知識から最新情報までを詳しくお話いただきました。肝炎(A型、B型、C型)の感染経路や、予防とワクチン、治療とその限界といったことをわかりやすく整理して、梅毒やアメーバ性赤痢などについても解説をしていただきました。さらに、最近注目されている性感染症としてのC型肝炎については、かなり踏み込んだお話をしていただきました。後半の質問コーナーでも、数多くの質問に患者の立場に立って丁寧にコメントをしていただき、充実した学習会となりました。 参加者の中から3名の感想文をお届けします。 ★B型肝炎には比較的馴染みがあっても、C型肝炎については全く知識がなかった。今回の話を聞いて、正直、背筋が寒くなった。定期診療や投薬でウイルスとうまく付き合っているからこそ、他の性感染症に対する予防の意識が薄れている自分に気が付かされた。HIVに対する適切な治療がなされている、だけでは不十分なのだ。そう痛感した。 「エイズは適切に治療をすれば死なない病気になった」という事実が、若い世代にはだいぶ浸透してきているのではないかと思う。けれど、その事実が安易に楽観視され、僕ら陽性者のセーファーセックスに対する意識を弱めているのではないかとも思った。 村松先生の言葉を借りるなら、性感染症については「適切に恐れる」ことが重要なのだろう。定期診療でも主治医にまかせきりにせず、知識がないことで闇雲に性感染症を恐れるのではなく、HIV患者としてまたセックスをする当事者として、より病気に対する知識を得ていきたいと思った。 (Ryu 2008年告知) ★10年ほど前、感染症の専門医である当時の主治医から「C型肝炎は性感染症ではない」とはっきり言われた記憶がある。それ以来まったくノーケアの病気だった。薬害の人たちのHIVとC型肝炎の重複感染の大変さを知っていたにもかかわらず、お恥ずかしながら自分ごととしては考えてもいなかった。政府の公報も「肝炎検査は一生に一度だけでいい」と繰り返していた。これも性感染しないことを前提にしたものだろう。1990年代後半にHIVが陽性と分かったばかりのころは、最新情報への更新は命がけだったが、いまやそれも遠い昔。すっかり油断していたなと思う。 ヨーロッパの都市部のゲイのC型肝炎の流行が注目されており、すでに日本でも兆候があるという。しかも、HIV陽性者同士での感染が広がっているのではないかとの見方もあるようだ。 たぶん初診以外ではC型肝炎の抗体検査はしないので、まずは主治医に検査を頼んでみようと思う。でも、「都市部で暮らすゲイで、HIV陽性で、同性間の性行為で、あんなことやこんなこともしているから、C型肝炎の検査をしてください。」って、今更ながらちょっと言いにくい。性の健康について、なかなか主治医とは話せなくて避けてきたので、これを機会に話ができるようになると良いのだけど。 (都内在住 男性) ★「感染症の専門医と話そう」に参加しました。主な内容は『HIV陽性者の間でC型肝炎(やほかのSTD)に罹るひとが増えている』というものでした。話が進むうち自分の中で“怖い”という気持ちが徐々に大きくなり、それはいまでも続いています(時間がたって落ち着いた部分もありますが)。 HIVはいまや慢性病の一種で、そうそう命を落としたり入院したりすることはないという、一種の“安全神話”に依って、病気と共に生きることを楽にしているのが、僕にとっての日常だったからかもしれません。 個人的な話になりますが、生活基盤の崩れが理由で、今現在僕は独断で投薬を中止し、通院も数ヶ月していません。危険なこととはわかっていますが、やむにやまれぬ選択をしました。そんななかで他の感染症にも罹っていたら…。普通に通院をしているひとにとっても、リスキーなセックスの経験があるひと(セックスをする以上はSTDに感染するリスクはゼロではないのかもしれません)には、とても不安になるお話だったのでは、と感じました。そんな不安を抱えながら、僕たちはHIVという病気とともに生きていかなければならないのだなと、ある意味初心にかえる機会となるイベントとなったのではないでしょうか。 (ひろ) |
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第6回 専門家と話そう 「生命保険のプロと話そう」 (2009年9月18日)
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| シリーズ「専門家と話そう」第6回目が9月18日に、生命保険のプロをお二人お招きして、参加者18名にて行われました。参加者の中から2名の感想文をお届けします。 ★「今回の一番の収穫」 TOKIOの星 「専門家と話そう」という勉強会で、生命保険のプロを呼んで、HIV感染者 を取り巻く「今」を話してくれるとの情報を耳にし、数年振りにネストにお邪魔しました。 確か何年か前にも同じような勉強会があったなと思いつつ話を聴いてはいたのですが、数年程度の時間の流れでは、正直そんなに目新しいという内容ではないかも……感染を知る前に保険に入っていなかったことを軽く後悔しながら、話を聴いていたのですが……。 生命保険に絡んで、不動産融資を受ける際の団体保険についての話もありました。現在某都市銀より不動産融資を受けようかと考えているのですが、団体保険 加入時の告知義務が問題かと。でも、最近は団体保険に入らなくても不動産融資をする銀行が出て来ているとのこと。もしかしたら今回一番の収穫かも。まあ、支店等の裁量で随分変わる話らしいので、どう調べるかがポイントになりそうだけど、諦めていたことを、考えてみようかと現在思案中です。 ★「ライフプランを考えるということ」 あんしんくん そもそも保険とはどんなものなのかといった基本的なお話から伺うことができ、私が勘違いしていたことや、あきらめていたことがいろいろ理解できて良かっ たです。印象的だったのは「誰にとっても良い保険などない」という言葉。20-30代で結婚や子育ての時期をむかえる人と、独身を続ける人では、「良い保 険」は異なるわけで、当たり前のことですが、だからこそこれだけ多くの種類の保険商品が出ているのだなーと今さらながら思いました。また、そのような多様 な生き方を前提として話しを進めてくれた講師・スタッフのかたに感謝しています。 保険について考えるというのは、ライフプランについて考えるということなのですね。漠然と考えていた将来設計や、老後や、もしもの時のこと……。慢性疾 患に近くなったとは言え、治らない病気を持っていることもまた事実。それは保険会社にとってリスクであることも確かで、そういった自分や社会やお金を巡っ たリアリティに直面した感じがします。今は「無選択型保険」という、健康状態にかかわらず入れる保険があることも知りましたし、あらためて自分のライフプ ランを見直す良い機会になりました。 |
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第5回 専門家と話そう 「クリニックのドクターと話そう」 (2009年5月15日)
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シリーズ「専門家と話そう」第5回目がDr.山中晃(新宿東口クリニック院長) をお招きして5月15日に行われました。当日参加した15名の中から3名の感想文をお届けします。 ★「初めて参加したイベント」 シミズ病院でぷれいす東京のことを知って電話をしたのが1週間前の自分にとって、初めてのイベント、主治医以外の専門医の生の声を聞くのも初めて。全てが初物 尽くしの体験でした。思っていたほど固いものでなく、最前列に座ってしまい最初は緊張しましたが安心して聞くことができました。 ドクターの物腰はやわらかく、見ず知らずの私にまで声を掛けてくれるほど、親しみやすくて分かりやすくこたえて下さったと思います。新陽性者の自分には 分からない単語や内容の話も幾つか出てきましたが、スタッフの生島さんや矢島さんのフォローがいいタイミングで入ったので全く問題ありませんでした。 今日のイベントは質問をするつもりではなく、ただ情報を吸収できればと思って参加しました。ところが、参加しているうちに、いくつかの疑問も湧いてきた ので、やはり質問をすれば良かったと思っています。時間の制限等あると思うので、その場での即答だけでなくメールやニュースレター等との連携もあっても良 いのでは?色々な制約があって難しいんですよね。 今後の参考にしたいと思います。貴重な体験をさせて頂き有り難うございました。また別のイベントにも参加させてもらいます。 ★「山中先生のお話しを聞いて」 ピコラ 今回、初めて主治医以外のHIV治療のお医者さんの話を直接聞くことができて、参考になりました。投薬始めてから三年越えましたが、いまだにこの病気に 納得いかない事はたくさんあります。通院する病院も選ばずに通って馬鹿をみる事だって普通にあるし。 山中先生の真摯に真面目に取り組まれてる姿勢に大学病院の先生とは段違いで感動しました。お話しの時間が投薬時間と重なって普段は家にいる時間帯だった ので、いまいち頭が働かなかったので聞いてるのが必死でした。先生もお疲れの様子なのにこうした機会に出向かれるなんて、私の先生もそのくらい一生懸命に なれよと思いました。 ★「久しぶりぶりに…」 妖精歴5年と半年の妖精 初めてこういった会に参加したのですが、本来、あまり悩む性格ではないので、参加されていた皆さんの質問に圧倒されたのと同時に「みんな病気とちゃんと向き合っていてすごいなぁ…」と感心するばかりでした。 ただ、一つ気になることがあると言えば、近くの病院にかかる時にこの事実 を伝えるかどうか…。ちょうどそんな質問が出た時、先生は「特に伝えなくて良いのでは…」と言っていました。実際、私は何も言わずに診察を受けています。言ってしまうと診察拒否をされてしまうのではないかと不安になるからです。が、なんだか複雑な心境です…。まだまだ難しい問題なんだなと感じました。 日々の生活の中、薬を飲む時以外全く気にしていない自分に久しぶりに見つめ直す時間となったこと、そして、他の方々の悩みなどに触れる事で軽はずみな言 動は慎まないといけないと、能天気な自分に改めて喝を入れ直しました。 また、こうイッた企画などがあれば参加したいと思います。ありがとうございましたV(^-^)V |
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第4回 専門家と話そう 「ゲイのドクターと話そう」 (2008年6月28日)
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| 専門家 と話そう”シリーズは、さまざななゲストをお招きしてお話しをしていただく企画です。第1回目「歯科医と話そう」(鈴木デンタルクリニック:鈴木治仁さ ん)、第2回目「弁護士と話そう」(東京南部法律事務所:永野靖さん)、第3回目「開業医と話そう」(ねぎし内科診療所:根岸昌功さん)、そして今回は第 4回目「ゲイのドクターと話そう」(しらかば診療所:井戸田一朗さん)です。陽性者が開業医やさまざまな専門家と身近に話ができる機会を創出していくため に、今後もさまざまなゲストをお招きしていく予定です。 今回の参加者から2名と井戸田さんの感想文をお届けします。 ★「ゲイのドクターと話そうの感想文」 現在受診している拠点病院の診察時間は仕事の時間と重なるため、今後時間の都合がつけやすいクリニックでの受診を考えいます。また、根底に抱える生活上 の問題はゲイの人でしかわからないと思う部分があり、ゲイのドクターなら理解があるのではないかと興味をもって参加しました。 序盤は少し堅苦しい話し振りでしたが、時間が経つにつれてくだけた雰囲気となったので楽しく有意義な時間を過ごせました。今の主治医になかなか聞きにく い事が聞けたり、クリニックを実際に受診してみないと分からなかったであろう疑問を知ることができて参考になりました。 一番良かったのはドクター本人とお会いできてどんな感じの方なのかわかったことです。病院の先生は受診してしかどんな人か分からないですから。先生はや さしい印象で、ゲイの事もよく理解していただけているのはとても心強く感じました。ゲイである自分にとってのかかりつけ医としてありがたい存在になる可能 性を感じました。(いぐさ) ★「ドクターとのかかわり」 感染を知ってから間もなく3年を迎えます。HAARTによる治療も順調に進み、陽性とわかってからの暮らしにもようやく慣れて、恋愛も経験する程のここ ろの余裕も出てきました。そんな中で今も変わらない僕の課題は、これからも続く医療との係わり、医療者とのコミュニケーションを、いかに滑らかなものにし て行けるかという点であると思います。治療を続けるということは、単に検査を受け勧められた薬を飲むというような単純作業ではなく、患者と医療者の間に信 頼関係が築かれていて、お互いが人であるということが理解できている。そのようなベースがあって初めて患者は安心をして、自己開示をすることができ、安定 した療養生活が過ごせるのではないかと感じています。 そのようなことを考えながら、今回の学習会「ゲイのドクターと話そう」に参加させていただきました。印象に残りましたのは、普段から気になりながらも、 診察室ではなかなか相談しにくいセックスについての話題も、遠慮や隠しごとなくリアルな話しをすることができるドクターが東京にはいる。そしてゲイが安心 して通うことのできる環境のクリニックがあるということでした。井戸田先生は、自らがゲイであることをカミングアウトされていますので、僕もセクシャリ ティーの壁を感じずに素直にお話を聞くことができたのだと思います。会も終わりに近づいた頃の質疑応答の中では、進行役の生島さんと井戸田先生の和気藹々 としたやりとりを拝見していて、僕のイメージする患者とドクターの理想の未来を見ているようにも思え、微笑ましく居心地の良さを感じることができました。 初めてのネストの学習会、関西からひとりで参加するという不安もありましたが、参加者のみなさんやスタッフのみなさんにもとても親切にしていただきまし た。学ぶ場がなければ知ることができないことを実感しています。このような機会を与えていただきありがとうございました。(SHUN ama) ★「『ゲイのドクターと話そう』に参加して」 しらかば診療所院長 井戸田 一朗 しらかば診療所の井戸田です。去る6/28に、「専門家と話そう」シリーズ4回目にお呼びいただきありがとうございました。多くの参加者の方々に夜遅くま でご参加いただき、また活発なご質問をお寄せいただき、ディスカッションをさせていただいたことを非常にうれしく思います。私がぷれいす東京さんと出会っ たのは、都立駒込病院で研修医をしていた1994年の秋でした。14年が経ち、今度は開業という立場でHIV医療に関わるようになりました。しらかば診療 所はセクシュアルマイノリティを主なターゲットにしたクリニックということで、こうした形で当事者の方々に直接語りかける場を提供していただいたことは、 私どもの広報という面で非常にありがたい機会をいただけたと感謝しております。しらかば診療所はまだ歩き始めたばかりの若く新しいクリニックです。皆様に 寄り添った、使い易いクリニックとしてどんどん成長していきたいと思います。今後も皆様のご支援・ご指導をどうぞよろしくお願い申し上げます。 最後になり ましたが、日頃地道かつ絶えまぬ活動を継続され、今回の会のアレンジをしていただいた、ぷれいす東京さんとスタッフの皆様に改めてお礼を申し上げたいと思 います。 |
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第3回 専門家と話そう 「開業医と話そう」 (2007年10月23日)
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| HIVを とりまくさまざまな専門家を招いてお話しいただくこのシリーズの第3回目「開業医と話そう」が10月23日にネストで行われました。 今回のゲスト根岸昌功さんは、昨年まで都立駒込病院の感染症部長として日本でもっとも長くHIV診療をしてきた医師の1人。前職を退任して今年の2月に HIV診療のできる開業クリニック「ねぎし内科診療所」をオープンして半年たったいまお話しを伺いました。後半は参加者からのたくさんの質問にひとつひと つ丁寧かつ熱く答えていただき、充実した会となりました。(やじま) ★「参加感想文」 今回、初めてネストにて開催の『専門家と話そう~根岸Dr.』に参加させてもらいました。私は今年4月に感染の告知を受けて、月に1度地方の拠点病院に 通っている未投薬の者です。告知を受けてから、ずいぶん悩み苦しみましたが、半年を経てようやく病気に向かう心構えができたので、意を決しての参加でし た。 なにぶん、地方の拠点病院での受診のため、受けることのできる医療に差があるのではないか?と思い、それを聞くため参加させていただいたのですが、ネギシ Dr.より『医療(技)自体、地方も都会も差が ある訳でない』という話を聞き、とても安心できました。また、『Dr.を育てていくのは患者であり、HIVに係る症例が多いのは都会。ぜひとも色々な質問 を主治医にぶつけて育てて下さい。』とのことでした。 告知を受けた以上、病気について真摯に受け止め、前向きに勉強する必要があるのだと感じることができる機会でした。遠方からですが、また機会を見つけこのような勉強会に参加したいと思います。(ペンネーム: 咲楽) ★「開業医と話そう」根岸昌功先生のお話を聞いて 「病気を見ずに人を見る」が根岸先生がご自分のクリニックを開業するに至った大きな理由だと伺った。その言葉通りの病院作りを目指していらっしゃるようにお見受けし、会合に参加できたことを嬉しく思う。 担当医以外の意見を聞くことは大変勉強になる。根岸先生は技術的および心理的の両方の質問に非常に率直に答えてくださった。また処方箋は出すが薬そのも のは契約した外の薬局で受け取らねばならないなど、拠点病院にはあって根岸先生のクリニックには提供出来ない部分も明確にしてくださった。しかし週末も開業しているので通院のために会社を休む必要はなく、クリニックで処置できない場合は慶応大学に紹介してくださるそうだ。どちらをいいとするかは個人差があ るが、自分のライフスタイルに合わせて病院を選べるオプションを作ったこと自体が、すでに先生のクリニック開業の意義に適っていると思う。 拠点病院の先生方は次から次へと診療をこなしている様子が伝わり、患者側も病気に対する療法以外の話を医師が聞いてくれるという期待は抱いていないと思 う。しかし慢性病を抱える病人が前向きに生きてゆくには、その病気をどのように人生に取り入れるか、がとても大きなテーマであり、「病気」が、ではなく 「自分」が人生の梶をとっているのだ、という意気込みを持てるようにになるまでが、長い道のりなのである。HIVと共存していけるようになることは簡単で はない。この心のケアの部分を大病院の医師に求めることは難しかろうと思うのだ。 根岸先生のクリニックはただ話を聞いてくれ、定期的にお酒持ちよりの交流会を開くといった「長屋的」な病院を目指しているらしい。これは心強いことだ。 町のお医者さんにHIVの診療を診てもらうことで拠点病院に通院する「大げさ」さが気軽なものになるという期待も持った。HIV以外の町の診療所が日常的 に扱う病気―ただ風邪を引いただの、おなかが痛いだのといったものーを診てもらう近隣の患者も根岸クリニックを訪れる。たったそれだけのことがHIVとい う病気を心理的に「軽い」ものにし、我々の心を徐々に明るく(すでに明るい人はさらに明るく)してくれるのではないかと感じた。 ただ根岸先生のお話でびっくりしたのはHIV患者を診るといったら不動産のオーナーが断ったという話だ。また悪性リンパ腫はHIV病状が安定しても発症 する油断ならない病気らしい。この話を聞いて部屋は一瞬しーんと黙ってしまった。やはりどんなに治療法が進歩したとしても我々は恐い病気のひとつに冒され ているのだな、と改めて思った。 しかしその後の根岸先生の言葉に励まされた。「たかが病気」であるという言葉だ。誤解を恐れずに言ってくださった言葉だ。そして病気になって得る財産は 「勇気」であり、医師の心を突き動かしているものは使命感ではなく、その患者の「勇気」だと仰っていた。とても嬉しい一言だった。その帰り道「たかが病 気」をスローガンに、気楽に、そして逞しく生きていくことで、私のHIV人生を輝くものにしよう、と思った。(ペンネーム:冬) |
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第2回 専門家と話そう 「弁護士と話そう」 (2007年3月16日)
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| 普段からHIV陽性者の相談を受けている永野靖弁護士(東京南部法律事務所)をおむかえしてお話をしていただきました。 まず最初は法律にまつわる基礎のキから。「民事事件/刑事事件/行政事件とは」「裁判官/検察官/弁護士は何をする人」「訴訟/調停/交渉とは」といった基本的なことをわかりやすく説明していただきました。 後半は「仮想Q&A」。過去の事例に基づいて仮想の質問を作成して、それについて永野弁護士に法律的な見方とその解説をしてもらうというもの。 会社側の知る権利と従業員のプライバシー、感染リスクを法律的にどう捉えるか、婚姻関係のないパートナーシップ、債務整理などといった現実的な課題を仮想 事例解説というかたちで、分かりやすくかつ踏み込んでお話しいただきました。 [仮想Q&A] |
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第1回 専門家と話そう 「歯科医と話そう」 (2006年7月26日)
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| 7/26に東京デンタルネットワーク代表の鈴木 治仁歯科医師をお招きして、9名が参加して行われました。 「歯が痛いんですがどうすれば?」 ryu 告知を受けてもう3ヶ月が過ぎてしまった。最初は『俺の人生、もう終わりなのかな?』なんて、かなり悩んでいたりしていた。でも、病院の医師やぷれいす 東京のスタッフの方々と、どんどん話していくうち非感染者の方々と変わりない日常を過ごせるんだと分かり・・とても安心した! ある受診日、主治医に『俺、歯悪いんですけど?どうしたらいいですかね?』と聞いたら、主治医の回答は『最寄の保健所に聞いて、教えてくれるから』。俺、『ハイ。聞いてみます!!』でその日の治療終了。 まあ保健所で紹介してもらって歯科医院に行ければいいんだけどね・・・・などとあまい考えだったのだが、現実は厳しいものだった。それで、7月26日ぷれいす東京主催の『歯科医と話そう』に参加してみました。 まず先生からのお話しがありそれが・・・・かなり熱い先生で、山下真二、村野武範の熱血先生ばり!話しが横道にそれましたが。 結果、話の内容をまとめると、HIV患者に対する現状はかなり厳しい。HIV患者を治療する歯科医の数もきわめて少ない、保健所では紹介してはくれない のも分かりました。単純に考えて、歯科医の治療器具って都度滅菌しているわけだから、私達を治療しても他の人達には感染しないと思うんだけど・・・? 先生のお言葉で印象的だったものは、開業歯科医の多くが『自分の身を守りたい』『HIV患者を受け入れてると一般の患者が来院しなくなる』だそうです、だからなんだ! でも先生は院内にも「HIV患者治療します」のポスターを張り、他にも受け入れてくれる治療院を増やそうと努力してくれてます。今後、もっと増えてゆく 感染者のためにも先生の惜しみない努力は歯科医師会や国を動かすものとなると信じてます。 俺は『プロジェクトX』創りたいくらい感謝しています。 「かかりつけの歯科医を見つけたいけど」 Tommy 歯が痛くて歯医者さんにみてもらう前にかかりつけの歯医者さんを見つけたいと思い、ACCの担当医に相談したのが半年も前のこと。しかし、実際に歯に痛み を感じない現在、あの歯科医院の独特なニオイと背筋が凍りつくドリルで歯を削る音からは、距離を置いてしまっているのが現実です。多分それ以上に自分自身 がHIV感染者であることを説明することのワズラワシサ - そのことを考えると「マー、いいや! 今痛くないし、どうにかなるだろう!」と甘く考えています。結局、今度痛くなったらみてもらえばいいや!というのが正直な気持です。今回のセッションを拝 聴させていただき、生涯にわたりアドバイスをいただける歯医者さんを見つけたいと考えていますが、いつのことになるやら? ! 「ネストの学習会を終えて」 |

レポート
シリーズの第7回「感染症の専門医と話そう」は、6月24日に14名が参加して行われました。
★「初めて参加したイベント」 シミズ
しらかば診療所の井戸田です。去る6/28に、「専門家と話そう」シリーズ4回目にお呼びいただきありがとうございました。多くの参加者の方々に夜遅くま でご参加いただき、また活発なご質問をお寄せいただき、ディスカッションをさせていただいたことを非常にうれしく思います。
ネスト学習会「歯科医と話そう」にてお話をさせていただきありがとうございました。








