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  女性のために、毎回さまざまなゲストをお迎えしておおくりするプログラムです。専門家をお招きしたり、女性陽性者のゲストを迎えてお話したりします。スタッフの報告と参加者感想文をお届けします。


第5回 Women's Salon 「なんでも訊いてみよう 女性とHIV医療」(2008年2月28日)
第5回 Women's Salon は、2/28(木)19:00から、ゲストに大金美和さん(国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター コーディネーターナース )をお迎えして開かれました。参加を予定していたのに仕事の都合でおいでになれない方が数名いて、参加者が2名と少なかったのがとても残念でしたが、大金さんの気さくで暖かいお人柄もあって、アットホームでとてもよい会でした。(はらだ)

★服薬を始めてから、4年。体調もかなり回復して、病気のことなどほとんど忘れたように暮らしていましたが、やはり大事なときには、どうしても病気のことに縛られていたように思います。
 もう殻に閉じこもっているのは、なんだかイヤだな、という思いもあって、この機会に思い切ってWomen's Salonに参加させていただきました。4年も経っているのに、他の陽性者の方とお会いするのも初めて。家族以外の人と自分の病気のことについて話すのも、初めて。でしたが、皆さんのお人柄もあり、楽しい時間を過ごすことができました。
 お聞きしたかった、婦人科健診のことや出産などについてのお話しも伺えて、勉強になりました。
 一番に感じたことは、大金さんや皆さんのちょっとしたお話しの背景からうかがえる、生き生きとした他の陽性者の方々の生活。とても勇気づけられました。私ももっと肩の力を抜いて、自然体で受け止めていきたい。
 こういう機会を頂いて、ありがとうございました。また参加させていただきたいです。(ペンネーム: こころ)

★参加者が2名と少なかったのですが、なごやかな雰囲気でお話ができてよかったです。医療の進歩はまだ劇的ではないようですが、根治治療薬ができるまでの、いろいろなアドバイスをいただけました。ちなみに根治治療は必ずできると信じております。そうすれば誰も世をはばかることなく、自由な気持ちで生活するという、本来の人間生活が営めるものと思っております。薬の形態がかわったのは(医者から聞いておりましたが)よい一歩だと思います。
 内容的には7〜8年前とはあまり事情が変わっていないということも判明しました。パートナーに告知をするか、しないか、いつするか、セックスの際の注意事項もあまり進歩があるものではありませんでした。結局、画一的なスタンダードのようなものはなくて、個人個人の判断によるということもわかりました。
 病院を交えてのパートナーとの相談は、他の人は抵抗ない方もおられるかもしれませんが、やはり、これはプライベートのことですし、医学的に必要な場合以外は積極的な介入をお願いすることは、私はないと思います。いつも思うのは、医療者やサポートの方々が同じ病気を煩っているという前提で助けてくれているのか、それともポジティブではないけれど想像力を豊かにして思いやりの心を持って対応しているのか、どちらなんだろうと不安になることです。たぶんサポートをしてくださる方々(医者/看護師/ボランティアの方など)はこの病気は持ってはいないが、何か助けたいという思いで活動をなされていると思いますが、この病気の人が一番聞きたく、参考にし、そして心許せる相手というのは、やはり同じ病気を持っており、かつその上でサポートをしている方達だと思います。病気は煩ってみなければわかりません。薬飲んだ後の不快感だって、たぶん飲んだことの無い人には想像は難しいと思います。
 週の半ばだったので、出席が大変でした。あとスタッフの方にもちらりと始まる前に言ったのですが、行くことによるリスクが高くなっております。病気が発覚したばかりは定職もなく(つける状態ではなく)、ネストに行って皆さんと会えることだけが心の支えでした。それは本当に感謝しております。ありがとうございます。
 今は定職についたので、ネストを訪れることはかなりはリスクを承知で 行くことになりますので(どこでリークするかわからないからです)、おそらくそう頻繁には行くことはないと思いますが、行って皆さんに会えることは、ほっとすることでもありますので、それは忘れずに伝えておきたいと思います。
 今回のセッション、本当にありがとうございました。(ペンネーム:ハピネス)

★この度は、Women's Salonにお招きいただきありがとうございました。当日は19時からとあって、お仕事帰りのお疲れのところ参加された二人の方、アットホームな雰囲気のお部屋に美味しいお茶とお菓子など会場を準備してくださった原田さん、進行係を務めてくださった池上さんにお礼申し上げます。
 さて、当日は、事前にいただいた質問にお答えしながら、HIV感染症に関連する女性特有のことを情報提供しました。ヒトパピローマウイルスの感染と子宮頸がんの関連について、これらの病気から身を守るためのSafer sexの話、早期診断のための検診の勧め、妊娠・出産に関することなどです。婦人科の他、歯科受診もですが、近隣の医療機関を受診したいけど、HIV感染症を伝えたうえでは受診しにくいことが話に出ました。状況によりますが、あらかじめHIV感染症に関する情報提供を行うことは、診断や治療上のメリットがあります。最近では、主となるHIV専門病院に加えて、近隣のクリニックなどを受診する方も増えています。双方の医療機関の連携により、ご本人の病状を理解したうえで診療が行えるため安心して受診できるというわけです。医療スタッフに相談するとよいでしょう。
 今回お二人のお話しを聞かせていただき、女性同士の情報交換は大切としみじみ思った次第です。これからも大切な交流の場として継続されますことを期待しています。(大金美和:国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター コーディネーターナース)

第4回 Women's Salon 「Dr. 対馬ルリ子と話そう Part2」(2007年6月7日)

★6月7日(木)、ネストで第4回Women’s Salon「Dr. 対馬ルリ子と話そう Part2」が参加者5名で開催されました。池上さんの進行のもと、対馬さんからまず、自己紹介を兼ねて女性専門外来クリニックを開くにいたった経緯を話していただきました。そのあと、参加者から聞きたいこととして上がった、セーファーセックス、妊娠・出産、高齢出産、プチ更年期などについて、ひとつひとつ、ていねいに話していただきました。からだの仕組みや妊娠・出産については前回も話していただきましたが、またちがった切り口で、新たな発見がありました。対馬さんの説明はとてもわかりやすく、質問しやすい雰囲気に参加者からもまた、さらに質問がでて、たのしく充実した学習会でした。

★対馬先生のお話に前回に引き続いて参加しました。
 女性の体の仕組みのおさらい、踏み込んだセーファーセックスの方法や、生活で気をつけたいこと(冷えが与える影響など)他、病気の事に限らずこだわらず、色んな方面にも話が展開して面白かったです。私は将来結婚や出産もしたいと思っているので、子供の作り方(!)のお話が聞けたのは収穫でした。
 また、前回もそうでしたが、会が終わった後も参加者が残って色々情報交換したり話がつきないので、初めての女性が参加しやすい会だと思います。(はちみつ)

★感染を知ってからまだ日も浅く、他の女性陽性者にお会いする機会がなかったので、今回のWomen's Salonで色々なバックグラウンドを持った方々とお話ができてとても嬉しく、楽しい時間を過ごすことができました。
 対馬ルリ子先生には、女性の体の基本的仕組みからHIV陽性者として妊娠・出産の際の注意点等に至るまでお話をお伺いすることが出来ました。専門家の方と(診察以外で)じっくりとお話しできる貴重な機会だけにここぞとばかりに質問をさせて頂き、体に関する疑問がすっきりと解消できました。対馬先生ありがとうございました。
 会が終わって強く思ったことは、「女性の体ってなんて素晴らしいんだろう! 体をもっと大事にしよう!」ということです。病気のこと云々の前に、体の仕組みのすごさに感動しました。それから、先生、池上さん、パートナーがいらっしゃる陽性者の方々のお話を伺って、恋愛や結婚に前向きになることができました。最近、「自分には恋愛や結婚、ましてや出産をする資格はないのでは」とあきらめ気味でしたので、参加して本当によかったです。
 対馬先生、池上様、はらだ様、そしてぷれいす東京の皆さま、素敵な会を開いてくださってありがとうございました。次回のWomen's Salonを楽しみにしています!(あんず)


第3回 Women's Salon 「川名奈央子さんと話そう」(2006年10月15日)

第3回Women's Salonは、10月15日(日)の午後、川名奈央子さんをゲストに開催されました。海外での活動もしながら、一人の女性として、母として、働く人として、自然体の川名さんがすてきでした。9名の参加者のうち、7名が初めての方で、会がお開きになったあとも話がつきない様子に、女性が安心して話せる場の大切さを感じました。(はらだ)

★川名さんのWomen's Salon に参加したのは、ちょうど告知から1ヶ月半の頃でした。これほどの重大な病気に罹っていながら誰にも告げられず、何より、本当はすぐに死んでしまうのでは。。という疑いを消し去ることができませんでした。川名さんのWomen's Salon は、お茶を飲みながら楽しく歓談しましょう!という趣旨だったかと思うのですがそういうわけで、発言のたびに泣いてしまい、すみません。。ですが 同時に、初めてお会いする自分以外の感染者の方々が、様々な悩みを抱えな がらも真剣に生きようとする姿も拝見しました。福岡であんな風に他の感染者の方々と心から話ができる機会があるのか分かりませんが、川名さんや参加者の方々が今もこの時間をがんばって生きていると思うから、私も大丈夫、頑張れます。本当に有難うございました。(yoko778)

★病気に関して情報の少ない地方の町で一人の娘さんを育てるお母さんとして生活する傍ら、自ら病気を受け入れることにとどまらず国際会議において陽性者として積極的に活動されている奈央子さんの行動力には感心してしまった。多くの苦難を乗り越えてきた強さ、たくさんの引き出しを持ちながら物事に等身大で取り組んでおられる姿が実に魅力的な人だ。お話の中で、「活動をしていくにつれ、周囲にも少しずつ病気のことを言えるようになって楽になった」とおっしゃったことが強く印象に残っている。改めて社会にこの 病気の実態を伝えていくことの大切さを感じ、陽性者としての自分が出来ることを模索しながらいつか私も「言える自分」になりたいと思った。
 普段なかなか女性の陽性者同士が知り合う機会に恵まれないのだが、今回の参加者は全員初対面で10人くらい集まった。告知後間もない方、地方にお住まいの方、出産を経験された方、パートナーの死を乗り越えた方など、いろいろな方に一度にお会いできて充実したよい時間を過ごすことができた。抱える問題は様々だが、どれをとっても自分と無関係のものはなく、思いを共感し合えたことをとても嬉しく思っている。途中涙の場面もあったが最後は皆が少しずつ勇気と希望を持ち帰ったのではないかと思う。病気は私たちを容赦なく苦しめるけれど 同時に私たちに物事の本質を教えてくれ、素晴しい出会いを運んでくれている。おかしいけれど時々病気に感謝したくなる。
 奈央子さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。(たみ)


第2回 Women's Salon 「陽性告知を受けてからの出会いと結婚」(2006年4月23日)

4月23日(日)の午後、第2回Women's Salonが開かれました。今回のゲストは、HIV 陽性告知を受けた女性と、告知後にめぐりあったお相手の方、本当に 素敵な熟年のご夫婦でした。参加者の女性4名に池上代表と私が加わり、イン タビュアー役の生島の進行でお話をお聞きしました。お二人のお話を伺って、 人生に希望がみえた一日でした。(はらだ)

★出会いから結婚までお二人が様々な葛藤を乗り越えて一緒になられたお話を二時間にわたって伺った。HIVという秘密をどうやって好きな人に告知するのか、パートナーとして何ができるのか、、、いろいろ思うことはあったけれど、何よりもご夫婦がお互いに相手を思いやる気持ち、支え合うことの大切さを改めて感じた。HIVにかかったことで孤独と向き合い、ともすれば自分を閉じてしまうこともあるかもしれないけれど、それでも生きているからには愛したいし、愛されたいと思う。先は見えなくともあきらめずに自分のベストを尽くしたい。ひねくれて人生をネガティブに考えるなんてもったいないと思う。今回お二人を前に、なれるかどうかは別として、こんな素敵なカップルになれたらいいなぁ、と思った。やっぱり、love、大切にしたい。貴重なお話をありがとうございました。(はな)

★すてきなご夫婦に「ぷれいす」で出会えた。HIVって不思議な病気だ。時に、人生の真実をはっきり見せてくれる、そんな病気じゃないかと思ったりする。Womenユs salonは、初めての参加だったが、行ってよかったと思った。私たちのために来てくださったご夫婦が、伝えてくださったメッセージは、夫婦にとって大切なものは、相手への誠実さ、思いやり、そんな人としての原点だったような気がする。HIV感染の事実を知り、恋愛や結婚を遠ざける陽性者も少なくないかもしれない。けれども、そんな心のハードルを越えていくのは、自分の足でしっかり立って人生を歩くこと、相手に対してどこまでも誠実であること、そして、相手の心をどこまでも思いやること。ご主人に誠実であろうと、大切な友人を失う覚悟で感染を打ち明けられた奥様、そして、その心をまっすぐに受け止めていかれたご主人。そんなお二人の姿は自然体で気負いがない。
   HIVを越えて行くことは、本当の人生の宝を見つけることじゃないか。確信が持てた一日だった。本当にありがとうございました。(kyon)


第1回
Women's Salon「Dr.対馬ルリ子と話そう」(2005年9月21日)

女性陽性者のための学習会 「〜Dr.対馬ルリ子と話そう〜」

★去る9月21日(水)の夜、久々に女性陽性者のための学習会が開催されました。講師の対馬ルリ子さんは産婦人科の医師で、都立病院の産婦人科医長などを経て、一人一人とじっくり向き合う医療をめざして女性総合外来「ウィミンズウェルネス銀座クリニッック」を立ち上げたそうです。
 学習会には、パートナーの方を含めて8名が参加し、対馬さんとは以前からの知り合いだという池上代表の司会で進行しました。HPV(ヒトパピロマウイルス)と子宮頸がんのこと、そして妊娠、出産のしくみについて一通りお話を伺ったあと、ざっくばらんに聞きたいことを参加者からだしてもらいました。子宮頸がんは早期発見早期治療をすればこわい病気ではなく、妊娠・出産も可能なこと。そのためには20代から定期検診をしたほうがいいこと。
 女性が陽性である場合の妊娠・出産について、人工授精や体外受精、帝王切開といった情報を整理したうえで、母子感染の確率を低く抑えて出産することが可能であることなどを、わかりやすく話していただきました。対馬さんの話し方から女性やからだに対する温かいまなざしが感じられて、こんなドクターなら安心して話ができると思いました。
 学習会は、また、なかなか他の女性陽性者と会う機会のない女性同士の交流の場ともなり、会が終わったあとも参加者同士の話がはずんだようです。今後もこのような学習会を開催する必要性を感じました。こんなテーマで話を聞きたい、話し合いたいということがありましたらお知らせください。(報告:はらだ)