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  アンサーの募集を締め切った質問

Q6:身体障害者手帳をとるメリット・デメリットはなんですか。
 
 
2004年10月25日掲載

カバリア

20代

男性

東京在住

 通常障害者認定を受ける場合、免疫障害による障害者手帳を取得しますが、場合によって取得することが不利益になる場合もあります。

 たとえばわたしは免疫障害以外に聴覚の障害を持っていますが、聴覚障害にかぎらず視覚障害や四肢の障害など、明らかに目に見える障害等を持っている場合、障害を隠して就職することは事実上無理です。ですから就職の際や、就職後も年末調整などの時に、障害者手帳のコピーをもとめられます。当然のことながら聴覚の障害名以外に免疫の障害が明記された手帳になってしまい、就職の際には障害名を最初から伝えなければならないことになってしまいます。手帳による医療費補助等は免疫による障害認定によらなくても、他の障害で十分に医療費は補助される場合もありますから、免疫障害の認定を受けるメリットもそれほど多くはない場合も考えられます。

 またこの不都合を解決するために、聴覚の障害と免疫の障害と二つ別々の障害者手帳を取得することができればいいのですが、現状では手帳を二つに分けることができません。免疫以外の障害を持っている方はこの点に注意したほうがいいかもしれません。

 それと就職活動の際にただでさえ障害者は就職に制限がついてしまいがちですが、すでに持っている障害に免疫障害が加わることによって、就職がさらに困難になることが考えられます。もとからの障害と免疫障害の二つの障害認定について考慮した上で認定を受けることもひとつのオプションと考えることができるのではないでしょうか。


2002年9月2日掲載

Fくん
24才

 映画館・美術館が安いのは最高っす!!!
 デメリットはあんまりないですかねぇ。あ、手帳の写真がブスだとちょっと悲しい かも。微苦笑


2002年4月9日掲載

さとし
40代
千葉県民

 自分の場合、エイズ発症で入院中に病院スタッフより申請を薦められ、申請書類を病室に郵送してもらいました。

 メリットとしては、医療費助成を受けられる事が経済的に助かります。又、バス・100キロを越す鉄道運賃・航空運賃の割引が有り、公的公園や美術館・博物館・各種イベントに使えるので、通院・帰省する人や、落ち込んだ時、気分転換に積極的に利用できます。ただ、タクシーの割引券は記名式のため、都内に住んでいる人より使いずらいです。

 まだ職場には感染したことも障害者手帳を取得したことも報告していないので、税金面では恩恵を受けていませんが、職場に告げられる人は税金の優遇も大きいと思います。

 手帳を取得した為、職場にばれるかと心配しましたが、一年半が過ぎ、今のところデメリットはありません。


2002年3月4日掲載

Kくん
21歳
学生

 手帳をもらうということはさまざまなサービスを受けられる事です。それが最大か つ重要なメリットではないでしょうか?サービスとは実際に東京都では医療費の一部 負担、住民税の控除、都営地下鉄・都電・都バスの無料パス、また区市町村によりさ まざまなサービスを受けられます。

  デメリットは人によりさまざまだと思いますが、少なくとも学生やフリーターの 皆さんは社会的に見てもさほどないと思います。唯一あげるとするなら、自分が障害者なんだというメンタル的な部分が大きいかもしれないです…。


2001年3月23日掲載

国税太郎

30代 男性

銀座のOL

 身障者手帳を取得しておくと、税金の面でも多少の優遇があります。まず、国に収める所得税においては、課税所得から27万円、1級や2級の障害者(特別障害者)であれば40万円の控除が受けられます。

 ここで、課税所得とは、収入から必要経費を差し引き(サラリーマンの場合は必要経費は一定割合で定められています)、そこから更に社会保険料の支払額や扶養家族の有無等に応じた諸控除額等々を差し引いた金額の事です。

 仮に、いま課税所得が300万円(年収550万円で単身だと大体この位)だったとすると、現行の税制での所得税額は300万円×10%×0.8=24万円です。ここで27万円の障害者控除を受けると、(300万円−27万円)×10%×0.8=21万8千4百円となり、21,600円安くなります。もしも40万円の特別障害者控除が受けられるとするならば、(300万円−40万円)×10%×0.8=20万8千円で、32,000円安くなるのです。え?思ったより安くならない?でも、確定申告をしてこれだけの税金が還付されると、結構嬉しいものですよ。それに、収入が多くて高い税率が適用される人なら、障害者控除による税金の節約額はもっと多くなります。

 それから、住民税も違ってきます。住民税においては、障害者控除は26万円、特別障害者控除は30万円です。そこで、同じように計算すると、現在の税制での300万の課税所得の人の住民税(所得割額)は(300万円×10%−10万円)×0.85=17万円、障害者控除を受けると((300万円−26万円)×10%−10万円)×0.85=14万7千9百円、特別障害者控除が受けられれば((300万円−30万円)×10%−10万円)×0.85=14万4千5百円となります。 所得税・住民税合わせると、設例の場合、障害者控除により43,700円、特別障害者控除により57,500円の差が出てくることになります。

 ただし、気をつけて下さい!もしもあなたがサラリーマンで、住民税が給与天引きの形になっているならば、確定申告において障害者控除を受けていることが市町村から会社に住民税の計算明細が回る事により伝わってしまいます。バレるのです。それを回避するには、一番の安全策としては住民税を給与天引きではなく、自分で直接支払う旨のことを会社側に申請しましょう。(言い訳として他に所得があると伝えるのも一案です。)そうすれば住民税の資料が会社に回らないので安全に事を運ぶ事が出来ます。

*このアンサーは2001年時点での情報に基づいて書かれたものです。


2001年3月5日掲載

てっちゃん
20代
外国人

 外国人の自分は、学生で、国民健康保険にもはいっていたので、手帳をとることができました。病院のソーシャルワーカーに手伝ってもらい手続きをしました。

 最初、手帳があるということも知りませんでした。でも、オーバーステイだとどうなっていたかわかりませんが、自分はビザがあったので、もらうことができました。


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2001年3月5日掲載

クルンテープ
30代
ゲイ
東京在住

 私の場合は、メリットとかデメリットとか考えている余裕がありませんでした。海外で治療を開始し、最終的に日本帰国を決心した段階で、障害者手帳は必須アイテムでした。理由はただ一つ、帰国後は収入がなかったため、日本で治療を受けるには障害者手帳を取得し、医療費助成を受ける以外方法がなかったからです。しかし、正直障害者手帳を取得してよかったこともたくさんあります。もちろん障害者であることを受け入れなくてはいけませんが、タクシーや電車が割引になったり等様々な恩恵にあずかれますので。


2000年12月13日掲載

山猫

 自分は障害者手帳を取得していません。その理由は

  1. 対行政との関係とはいえプライバシーが守られるか心配なことと、(障害者であることが洩れるなどして)何らかの場面で不利益を受けるのではないかといった懸念があること。
  2. 手帳を見られるなどして友人等にバレれてしまう惧れがあること(うまく隠し通せるか自信がないこと)
  3. 手帳取得によって「障害者であること」を改めて認識することに若干抵抗があること。
  4. 現状、手帳なしでもなんとか医療費負担をカバーできていること。
です。ただ、収入がゼロになるといった状況等自分をとりまく環境が変わった場合、改めて手帳取得を考えるかもしれません。

2000年10月27日掲載

ハッチ

32歳

女性

東京都在住

 私の場合、主治医から身障者手帳についての説明は受けていたのですが、まだ検査通院だけだったのですぐには申請せず、いよいよ治療を開始するという段階で手続きを始めました。主治医は「それは私の当然の仕事」といった感じで診断書を書いてくれ、コーディネーターナースも手続きの方法、診断書の書き方、実際に受けられるであろう福祉のサービスなどについて詳しく教えてくれました。

主治医に言い出しにくいとか、病院が協力的でないということも聞いたことがあるので私はとても恵まれていたと思います。

 福祉事務所とのやりとりはすべて郵便で行いました。担当の方にはいちいち手紙でこちらに指示を与えなければならず申し訳なかったのですが、近所の福祉事務所だったので、いつ、どこでその人たちに会うともわからないと思うとしり込みしてしまったのです。

 さて「手帳を取った一番のメリットとは?」ですが、やはり医療費を負担してもらえることです。薬代が法外に高いのでもしこれが自己負担だったら生活できないし、以前は体調を崩して収入がなくなったことを考えるととても不安になりました。

 まだ地方では申請がしずらいと聞いています。どうにかして早く皆がこの制度を使えるようになってほしいです。


2000年10月27日掲載

サンゴ

30代

女性

  私は、手帳の話が出た時から、「絶対取ろう!」と決めてました。けれど結局、今でも取っていません。「取っていない」というか「取れない」のです。

 どうして取れないか。それは、私が現在、生まれ育った地元、しかも田舎に住んでいるからの一言につきます。

 役場の職員はほとんどが顔見知り。何かの申請に行くと、名前を言わなくても書類を渡してくれるようなところ。そんなところで、代理申請をしようと、郵送で申請しようと、プライバシーが守られるはずはありません。

 住民票を移すという手もあるのですが、そうするとうちは母子家庭なので、子供の学校の問題が出てきます。この際、母子二人暮しをするという手もありますが、そこまでの経済力もないし、出張の多い私の仕事を考えると無理です。

 母と子が別れて住むという形を住民票上とれば、現在受けている母子家庭に対する助成が受けられなくなります。収入の上限を少し超えているので、母子家庭手当はもらえないのですが、医療費の助成はあります。抗HIV薬を三剤服用している私には、これがなくなったらつらいものがあります。というか、そうなったら薬なんて高くて飲めません。

 私はフリーで仕事をしていますので、確定申告は自分でしています。つまり、手帳を申請していろいろな控除を受けたりしても、雇用先に知られるなどの心配はありません。こういう控除があれば、収入も上限を超えず、母子家庭手当ももらえるようになるかもしれません。また、毎日の生活を考えても、病院へ通うときの高速の交通費も半額になるし、メリットこそあれ、デメリットはないと思うのですが…。

 そういうわけで、私にとっては、手帳はまさに「絵に描いた餅」状態。今のシステムでは当分この状態が続きそうです。


2000年10月27日掲載

34歳
男性 ゲイ

HIV+

東京都

中野区在住

 身体障害者手帳(以下単に「手帳」とする)取得の利点は、主に経済的なものです。私の場合は2級の手帳を取得できたので、保険診療の自己負担分が助成される心身障害者医療費受給者証、いわゆる「マル障」の交付を受けることができました。これが私にとっては、最大の利点です。

 陽性の告知をされた時も、投薬の開始前に副作用について脅かされた時も動揺しなかった私が頭の中が真っ白になるほど精神的に圧倒されたのは、最初に一ヶ月分の薬を処方してもらった時のことでした。そのときまで私は薬代があんなに高いものだとは知らず、会計の際手持ちの現金では足りず、銀行までお金を下ろしに走って行きました。私の健康保険は、国民健康保険なので自己負担分は3割なのですが、私の処方では一月に50,000円程薬代がかかります。そこで、早速、手帳の申請をしました。

 もしマル障がなかったら、今まで汗水流して働き、少ない給料から細々と貯めてきた蓄えがあっという間に消えてしまうでしょう。この薬代としてなくなってしまったかもしれない貯金を生活費として利用できるので、私は現在休職して、将来的に在宅で仕事ができるように勉強・準備をすすめています。経済的余裕は、精神的余裕にもつながるものだと思います。今のところ年老いた両親に金銭的に迷惑をかけていないこと、また、将来的にも自立していけるだろうと思えることが、私にとって非常に励みになっています。これは手帳を取得し、マル障の交付を受けることができたので可能となっているのです。

マル障の交付を受けることができない場合でも、更生医療制度を利用できる場合もあるので、経済的に余裕のない人には、特に私のように国民健康保険に加入している自営業者・契約社員・フリーランス等の方には、手帳の取得をおすすめします。

 その他の利点として、私の住んでいる中野区では難病患者福祉手当制度(第一種:月額15,500円、第二種:月額7,750円)があり、私の場合は第一種手当が銀行口座に年3回にわけて振り込まれてきます。

また、私は福祉タクシー券(月額3,300円相当)の交付も受けており、これを利用して通院しています。タクシー券の交付を受ける以前は、電車とバスを乗り継いで通院していましたが、朝のラッシュアワーの時間帯に通院しているので、結構つらかったです。

それと、都営交通の無料パスの交付も受けています。これは一人で、あるいは、陽性者であることをカミングアウトしている友人と一緒に乗車する際は利用しますが、そうでないときは絶対に利用しません。

また私の場合、手帳のおかげでJRの第一種割引(条件付きであるが、普通乗車券の50%割引等)が受けられますが、自分の日常生活の行動範囲が中野区と新宿区に限られているので、まだ使ったことはありません。私鉄や民営バスでも同様な割引制度等があるそうですが、私は使ったことがありません。

 手帳取得の不利な点というものは、私の場合特にありません。


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