HOME よくある質問集 告知直後によくある質問 Q2:エイズってすぐ死んでしまうんですか?

Q2:エイズってすぐ死んでしまうんですか?

掲載日 2011年10月1日 男性(GAY)30代 都内在住 バタートースト

僕はHIVとは全く関係のない病気で、「この病気は何も治療しないとこのくらいの確率で亡くなるんだよ」という話をその病気の専門医としたことがありま す。いまもその病気は治療中で、HIVと並行してやっていますが、どちらが死に近いかと言われれば間違いなくHIVとは関係ない病気のほうだと答えます。 むしろそちらの治療に差支えないようにHIVの治療をしていると言ってもいいくらい かもしれません。

今はSNSなどで、ニューモシスチス肺炎の 発症でわかったけど肺炎は治療できて元気になっている人と会うこともあり、発症が必ずしも死とイコールということですらない、ということも実感していま す。HIVやエイズについて実感がないと、HIV感染→エイズ発症→ 死という3ステップが矢継ぎ早に起こるかのように連想しがちですが、実はそれぞれ次のステップに進むまでにはある程度の距離があって、どこで踏みとどまっ て引き返すかによるのだと思っています。


掲載日 2011年10月1日 50代 1997年告知 男性 いく

1997年にエイズを発症しました。結核です。あの時は不安もありましたが、とにかく結核を治すのが先決でした。結核の薬とHIVの薬は相性が悪く、同時 には飲めません。(今は同時に治療できることもあるようです)結核の薬は長く飲むので、その間治療に待ったがかかってました。CD4ウイルス量の変化とにらめっこをしながら、2年近く過ごしました。その時間がとても長く感じたのを覚えています。僕は上手く乗り切れましたが、少しでも遅れていて、免疫力が早く弱っていたら、今はなかったのだと思います。

少しでも早くわかった方が良いですが、医学が進歩していますから大丈夫ですよ。主治医によく相談をしたり、場合によっては他の専門家に相談するのも良いか もしれません。諦めずに治療に向かってくださいね。一歩先を歩いていますから…。


掲載日 2007年11月24日 40代 ゲイ 感染7年目 川田アキラ

HIVウィルスが直接の原因で死んでしまうことはありません。それよりも怖いのは、感染したことを知らずに過ごして日和見感染症を起こしてしまうことです。もしあなたが検査をためらっている方なら、「エイズ=死ならば、自分が死んでしまうことを知らされるのが怖い」から検査に行くのをためらっているのではないでしょうか?「あなたは高血圧症です」「あなたは風邪です」と言われるのと同じレベルぐらいのものにまで、HIV感染症の治療レベルは高くなっています。人間は未知のものに対して「恐れる」感情を持っています。これは誰にでもある感情なので、何も恥じることはありません。ただ、「今の自分」を知る、ほんのちょっとだけの勇気を持てばいいのではないか、と僕は思います。


掲載日 2006年9月2日 40代 女性 kyon

私はエイズから癌を発症した患者ですけど、それまでは病気らしい病気はしたことがなかったのです。それで、はじめて病気をするということがどんなことなのかよくわかりました。人間の体はいつかは壊れていくということもよくわかりました。自分の存在が消されてしまうのは耐え難いことだと思いますけれど、人間生まれたからには、だれでも必ず、そして、ただ一度だけ、死ななければならないのです。だから、あきらめるのなく、だから、今日の一日が貴重な時間だと思います。「すぐ」というのが何年か、何か月か、何週間かどのくらいの時間をイメージしているのかわかりませんが、人生の価値は長ければいいというものでもなさそうです。けれども、自分の人生を納得できるものにするために必要な時間の長さもあるように思います。

幸い、日本社会に住んでいる私たちは本当に恵まれています。薬を安価でいただける制度があり、コントロールすればエイズを発症しなくてすみます。世界の大半の感染者はなすすべもなく無念な思いでなくなっているということ、それに、日本でも、もし、10年前くらいに発症となると、今と状況はずいぶん違ったと考えると、私たちが今生かされていることに、土台となって闘ってくださった方たちにも本当に感謝だと思うのです。

私自身も「~年生存率~%」などとも聞かされ、癌の再発がないか不安な日々ですが・・・いつまで生きられるかという問いに「寿命まで生きる」と答えた人がいたそうです。なるほど、と思いました。何年というのではなく、「寿命まで自分らしく生きよう」と思ったら元気が出ませんか?


掲載日 2006年9月2日 未だCD4 250

それがなかなか死なないんですよ!私もそんなに長い事はないんだろうと思ってましたが、普通に生活して、時期が来たら薬を飲み始めてそのまま特に変わらない生活。定期通院、毎日の服薬が日常になるんです。私の場合始まるまでにはすごく頭の中がぐるぐるするんだけど、始まってしまうとごくごく日常って感じです。


掲載日 2006年5月9日 30代 かず

HIV/AIDSに罹ったら、すぐに死ぬ事はないと思います。手遅れになれば、助かる命も助からない可能性が高いと思いますが。もしも自分がHIVに感染しているのでは?と不安があるのならば、すぐに検査を受ける事をお勧めします。

ちなみに僕の場合は、HIV感染が判明した時はCD4(免疫数値)が異常に低く、何時AIDSを発症してもおかしくないくらいでしたが、AIDSは発症しませんでした。現在は投薬を行い、CD4の数値は少ないですが回復しました。


掲載日 2003年8月1日 24才 Fくん

医学的に考えて、HIV感染症では死にません。(きっぱり)放っておいて、発症して、それでも放っておけば命の危険はありますが。自分の経験からすると、HIVで死ぬというよりも、自分のその他の疾患や遺伝的要素からして、ドクターに「やせないとがん・心臓病・脳卒中の方が怖いよ」と毒舌ギャグをかまされてしまった経験があります。これは、HAARTで中性脂肪なんかが上がってしまうということも含んでの発言なんでしょうが、気をつけませう。汗

あと、HIVで死ぬ、というのを広義にとらえれば、必要以上に人生を悲観したり、僕みたいにうつに落ちていって、ダイビング~とかいう事をする危険は潜んでいるかもしれません。メンタルな健康もつねに気をつけないといけませんね。


掲載日 2002年6月1日 20代 男性 東京在住 つのっち

自分は、薬さえ飲んでいれば一生死なないと思ってる。


掲載日 2001年12月17日 21歳 学生 Kくん

HIVで死んでしまうことはまずありえないと僕は医者に言われました。ただ発病してエイズになった場合、合併症などで亡くなるケースもあるみたいですが、今はほとんど無いみたいです。

それより死なないという事は同時に生活をしていかなければならないという事です。とにかくあせらずに考えてみてください。きっといい結果が得られると思いますよ。


掲載日 2001年3月5日 40代 男性 Yaj

医学は日々進歩していて、AIDSは慢性病に近い感じになってきたかナ。だけど、問題はそういった新しい情報を知らずにパニックを起こしてしまった場合、落ちついていたらなんともないことを起こしてしまうこともありますよね。もし誰か信頼できる人がいるんだったら、話しをして落ちつきましょう。電話相談も良いと思います。

僕は、告知された当時「死んじゃうんだ」と思って、仕事も辞めてしまい、友達とも縁を切ってしまった。ところが、ところがなんですヨ。今は、喰っていかなくちゃならないし、やりたいことはやりたいし、いい暮らしだってしたいので、就職活動中。いろいろ立て直すのも大変だけど、やり直すチャンスにもなったみたい。


掲載日 2001年3月5日 40歳 男性 ゲイ ミスターX

死にません。
今は治療薬がいろいろあって、ちゃんと薬を飲んで、体に負担をかけないように(夜更かし等)規則正しい生活をすれば必ず薬の効果が出ると思います。


掲載日 2001年3月5日 男性 35歳 中野区在住

僕の場合はアメーバ肝膿瘍で42度以上の高熱が続いていて、「この高熱から解放されるのなら死んでも構わない。」と思っていた時に告知をされたので、それほどショックを受けませんでした。入院して肝膿瘍を治療する薬を飲み始めてすぐに熱は下がり、一ヶ月ほどで退院しました。

それから1ヶ月後、免疫機能が弱っていたので抗HIV薬の投薬を開始しました。その後重大な副作用に悩まされることもなく、時々自分が病気であることも忘れてしまうぐらい元気です。この病気は正しい知識をもって対処すれば、「すぐ死んでしまう病気」ではありません。

僕の場合は7~8年間程この病気と闘っている知人が数人いて、彼らの生活がどんなものであるか、多少とも知識があったので、「死」を恐れるということはありませんでした。正直のところ最初は、「あと10年ぐらいの命かな?」などと思っていましたが、新しい薬も開発されてきていますし、また、最近は生きることに忙しくて、死について考えることはなくなってしまいました。

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掲載日 2001年3月5日 30代 ゲイ 東京在住 クラトゥーイ

残念ながら(?)死ねないのよねえ。それよりも今は毎日残業残業で死にそうだわ。何が悲しくて一日の半分以上の時間を会社で過ごさなくちゃいけないのよ!仕事だけの人生なんてつまらないわ。あたしのプライベートタイムを返して!


掲載日 2001年3月5日 青い鳥はいずこに?

少数の症例以外で、HIVによる重度の日和見感染を引き起こしての死亡ってあまり無いと思いますよ!大多数は感染が成立した後、10数年~それ以降に免疫が下がって行く経過中、判断基準として定められた特定の疾患を発症した時点でAIDSと診断されられるのですが、発症したとしても、早期に確かな医療情報を持ち的確な診断、治療が出来る病院に掛かることが出来れば決して致命傷にならずに、健康を維持して普段と変わりなく生活できますので、心配は無いはずだと思います

実際私自身も、告知数ヶ月後には、CD4が一桁になって2~3年後に帯状疱疹などにかかりましたが結果的には入退院を数回繰り返しましたが、仕事は出来ましたし、6年ちかく抗HIV薬を使わずに過ごせましたし(今みたいに抗HIV薬が効果的に効く物が無かった時代でしたので)仕方ない事では有りましたが、それでも精神的に辛い事は有りましたがすぐ、死んでしまう訳では有りませんでしたよ!

それに、最近は発症して見つかるケースが増えているみたいですが?大多数の方は適切な診療を受けて早期に治って普段の生活に戻っていらっしゃいますので、エイズ=「死」って事は無くなったのかなぁって、私は思います。


掲載日 2001年4月27日 ぷれいす東京 専任相談員 生島 嗣

「HIV感染」と「AIDS(エイズ)」は同じではありません。HIVというウイルスに感染した後、検査を受ける機会がなく、治療のタイミングを失う場合があります。その場合には、急性期、無症候キャリア期、AIDS関連症候群と病状が時間の経過と共に進行することになります。つまり、最初は「HIV感染症」という状態であり、特定の症状が出た時に、はじめて「AIDS(エイズ)」と診断されることになります。しかし、こうした、病期の進行のスピードは個人により大きな差があります。また少ない割合ではありますが、病気が進行しない人も一定の割合でいることが報告されています。

感染しても気づかずに、治療をしないでいると、感染が成立してから数年から十数年の間は無症状の状態が続くといわれていますが、免疫力が低下した時期には、共存していた細菌やウイルスにより引き起こされる日和見感染が出現することになり、さらに免疫の状態が低くなると、以下の23の症状が出現した、医学的にAIDSという状態だと診断されます。

医師がAIDSという診断をするための診断基準は、厚生省エイズ動向委員会において診断するための23の指標疾患が報告されています。(1999)(カンジダ症、クリプトコッカス症、ニューモシスチス・カリニ肺炎、トキソプラズマ脳症、サルモネラ菌血症、活動性結核、非定型抗酸菌症、サイトメガロウイルス感染症、単純ヘルペス感染症、進行性多巣性白質脳症、カポジ肉腫、リンパ腫、浸潤性子宮頸部癌、HIV脳症、HIV消耗症候群)などがあります。部分的に引用しています。正確には各自確認してください。

日和見感染症の治療に関する治療や予防に関する経験が蓄積されています。AIDSの症状に対する治療に関しても、治療が難しい症状もありますが、経験が積まれ治療の技術が大きく進歩しているものも多くあります。

初めて感染に気がついた場合には、発見がおくれているために、体内の免疫システムの消耗が大きい場合があります。そうした場合には、薬物治療を開始しても、免疫の能力が快復するのに時間がかかったりしますが、すぐに死にいたる訳ではありません。
(参考資料:HIV感染症の臨床~診療・治療の現状/基礎編:2000年12月版 都立駒込病院感染症科 今村顕史)

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よくある質問集

HIV陽性者が感じている疑問や知りたいことをまとめました。一つの質問に対して十数名のHIV陽性者がそれぞれの経験をもとにアンサーを寄せたものです。たくさんの経験や意見に触れ、自分自身の答えを探っていただければ幸いです。掲載日を念頭においてご覧ください。

また、アンサーの文中から「HIV関連用語集」にリンクされていますのでご利用ください。


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